ABOUT
矯正治療とは歯並びを整える治療です。
歯並びを整えることで見た目が美しくなることはもちろん、むし歯や歯周病を予防することにもつながります。
矯正治療には
欠かせない歯科用CT
過去の矯正治療は、従来のレントゲン写真の2次元の情報をもとに行われてきました。しかし、近年は歯科用CTで3次元の情報を取得できるようになったため、矯正治療のシミュレーションのレベルが格段に上昇しています。歯科用CTはまだ導入していない歯科医院も多いですが、当クリニックは患者さまに精度の高い治療を提供するためにすでに導入しています。
adult
大人の矯正治療
矯正治療は「子どもがするもの」、「成長後は効果が薄い」という印象を持っている方がいらっしゃいます。しかし、それは大きな誤解です。矯正は成人後にもできますし、成長してから行うメリットもあります。小児矯正には成長を利用して歯並びを整えるという利点があります。一方で成人してからの矯正には、成長という不確定なファクターが無いので治療が進めやすく、子どもよりモチベーションを維持しやすいという大変プラスな点があるのです。
大人になってから始める矯正のメリット
-
01 子どもと比べ、治療計画が立てやすい
大人はすでに成長が完成しているので、予測不能な成長が起きません。また、お子さまにありがちなモチベーションが維持できない事態も少ないので、計画が立てやすく効率よく治療を進めることができます。
-
02 治療方法を選択できる
矯正治療の方法は多数存在しますが、お子さまは成長の具合と親御さまの意思の都合などから、自由な選択ができません。一方、成人された方なら、ご自身の好みやライフスタイルに合わせた選択ができます。
-
03 健康面にも好影響をもたらす
歯並びを整えれば歯磨きがしやすくなってむし歯や歯周病の予防がしやすくなります。また、噛み合わせを整えることは、顎関節症や睡眠時無呼吸症候群を防止することにもなるので、健康面のメリットが豊富です。
-
04 コンプレックスを解消し、笑顔に自信を持てる
歯並びが悪いことがコンプレックスになっている人にとって、矯正治療は自己肯定感を上げる機会になります。また発音が良くなることでコミュニケーションがしやすくなりますから、対人面での利点が多数存在します。
こんなお悩みはありませんか?
- 「歯並びが悪いので、会話に気後れする」
- 「手で口を覆うクセがついた」
- 「自信が無いので人間関係に消極的」
当クリニックはそんな方々に、矯正治療を検討してみることをおすすめします。口もとは人に合えば必ず見られる部位ですし、会話するときには目が行く場所なので、歯列を整えれば周囲の人から好印象を得やすくなります。また、自己肯定感が高まることが、仕事や人間関係、趣味にプラスに働くことも多いですから、矯正は単に「歯並びを整える」というだけにとどまらない効果を期待できます。
大人の矯正治療で使用する装置のご紹介
-
ワイヤー矯正
矯正治療の方法としては歴史が長く、エビデンスが豊富なので高い信頼性があります。また、適応症例が多いこともこの方法のメリットです。歯に接着したブラケットにワイヤーを通し、24時間力をかけることで歯列を整える方法です。脱着式の装置のように「つい外す時間が長くなる」といった難点がありません。装置が目立つことを気にする方のために、当クリニックは目立たない色合いのブラケットやワイヤーを用意しております。
-
ホワイトワイヤー矯正
セラミックのブラケットと、白いワイヤーを使った装置で矯正治療を行います。ワイヤー矯正の豊富なメリットがありながら、装置が目立たないので外観上のストレスを軽減できる選択肢として、多数利用されています。
-
マウスピース(アライナー)矯正
薄くて透明なプラスチック製のマウスピースを使用する矯正治療です。装置を付けていることを気づかれにくいので外観を気にする方におすすめです。また脱着が容易なので、食事や歯磨きがしやすく衛生的でもあります。
child
子供の矯正治療
小児期に矯正を行うと、成長を利用して歯が整列するように顎の幅自体を変えることができます。また、骨が柔らかいので歯の移動がしやすいですし、早いほど出っ歯や受け口を矯正しやすいメリットもあります。
乳歯と永久歯が混在する時期に行うのが理想的とされており、「小児矯正開始は6歳前後が最適」といった意見もありますが、早く始めるメリットもありますので、ぜひ気になったときにご相談ください。
子どもの頃から始める矯正のメリット
-
01 大人と比べて、無理なく治療を進めることができる
骨が柔らかく、成長を利用して歯が並ぶスペースを確保することができるので、無理なく治療を進めることができます。また、噛み合わせの適応力が高いこともこの時期ならではのプラスです。
-
02 抜歯の可能性を減らすことができる
歯並びは、永久歯が生えてくるスペースが足りないと不自然なところに生えてしまい悪くなります。子どものうちはあごの前後左右の移動を促すことができるため永久歯の生えてくるスペースの確保ができ、抜歯してスペースを確保する必要がなくなる可能性が高くなります。
-
03 顎の歪みを軽減できる
小児期に顎の歪みがあった場合、放置するとさらに状態が悪くなることがあります。そのため早期に矯正をすることで、歪みを正すことをおすすめします。また、矯正を行うことで顎関節症のリスクも低減できます。
-
04 むし歯や歯周病を予防できる
歯並びがきれいになることで歯磨きがしやすくなりむし歯や歯周病になりにくくなります。
-
05 食事や会話するときの口の機能を改善できる
歯並びは食べ方や発音に大きく影響を与えます。 正しい歯並びで生活することで、口の周りの筋肉や舌の動きが正しく発育し、口の機能が改善します。
治療の時期について
-
第一期
治療6〜10歳前後/乳歯から永久歯にはえかわる頃
歯並びを悪化させる要因を取り除き、その後の歯の発育が正常に進むための治療をします。
-
第二期
治療13歳頃〜/永久歯がはえそろってから
成長がある程度終了した中学生の後期から成人の時期です。 大人と同様の治療をすることで噛み合わせを正しくしていきます。
子供の矯正治療で使用する装置のご紹介
-
拡大床(床矯正)
ネジ式の幅調整機能を使って、永久歯が整列するための顎の幅を確保するための矯正装置です。特に小児期に多く利用されます。脱着式なので食事の際のストレスが無く、歯みがきもしやすいのでむし歯リスクが拡大しないなど、メリットが豊富です。
矯正治療の流れ
-
01
矯正相談
当クリニックでは、矯正治療を検討している方のご相談を承っております。本当に矯正が必要か、どんな治療方法があるかなとお気軽にお尋ねください。
-
02
精密検査
相談後、治療を受けていただく場合は口腔内の写真撮影や、レントゲン撮影、歯の型取りをし、詳しく現在の歯並びや骨の状態をチェックいたします.
-
03
治療計画の立案
矯正治療に伴うカウンセリングや口腔検査を行い、今後の治療方針や矯正装置、矯正にかかる費用、矯正の期間を簡単にご説明いたします。
-
04
第一期治療開始
実際に歯に矯正装置を装着し、治療を開始します。通常2~4週間に1度装置の調整のため来院していただきます。 治療期間は半年から1年半です。
-
05
成長観察
第一期治療が終わった後は、成長期が終了するまで様子を見るため歯を動かす治療はおこないません。
-
06
第二期治療開始
成長期が終了したら仕上げの矯正治療をおこないます。 第一期治療の時と同じく2~4週間に1度装置の調整をします。治療期間は1年から2年です。成長の状態によってはこの第二期治療が必要ない場合もあるため、仕上げの治療をしないこともあります。
-
07
保定
矯正治療が終了し、装置を外したあとは保定装置という装置を使い歯を固定します。 治療をした後しばらくは歯が矯正前の位置に戻ろうとしてしまうためです。 この保定期間が終了すると、矯正治療は完全に終了です。
ワイヤー矯正
歴史が長く実績が豊富で、固定式なこともあって非常に信頼性が高い矯正方法です。またほかの矯正方法よりリーズナブルな点も大きなメリットです。見た目が気になる方には、目立たない色の装置もあります。
price
ワイヤー矯正・ホワイトワイヤー矯正
-
料金660,000~1,100,000円(税込)
-
治療期間1年~3年
-
治療回数20回~50回
デメリット・注意点
- 矯正装置の外観が気になる方はいらっしゃいます。
- むし歯にならないように注意深く歯磨きをする必要があります。
- 色が目立たない装置を選んだ場合、費用がやや上がります。
- 慣れるまでは少し痛みを感じることが多いです。
インビザライナー矯正
-
料金660,000~1,500,000円(税込)
-
治療期間1年~3年
-
治療回数20回~50回
デメリット・注意点
- 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります。
- 患者さまの症例によっては使用できない場合があります。
- 一日の中で、長時間装着していただく必要があります。
- 装着時間が短いと、マウスピースとの適合性が悪くなり、作り直す可能性が出てきます。